塗装工事の費用について
塗装工事には大きく分けて人件費と材料費と必要経費に分けられています。
人件費はその名の通り、現場内で掛かった一人当たりの人件費を指します。2人で継続的に入って10日で終われば20人工。20日掛かれば40人工となります。
一人当たりの人件費は各会社で違うため一概に言えませんが、例えば一人一日15,000円と設定している会社なら上記の例でいくと15,000×10日×2人で30万円の人件費となります。
大きな現場になればなるほど、その工事に掛かる人件費は多くなります。
次に材料費ですが、
1・何を使うか?
2・何回塗るか?
3・面積はいくらか?
これで大きく変わります。
1缶2万円の塗料を10缶使えば20万円ですね。これとは別に養生費(ビニール養生・副資材など)が掛かってきます。
経費についてもお話しておきます。必要経費とは交通費と事務費など運営していくに必要な経費です。これも当然工事代金に含まれます。
そして最後に利益です。会社を運営する為には必ず必要なものです。これら全体をあわせた金額が塗装工事の代金と言えるでしょう。
塗装工事の見積もりの算出方法
次に塗装工事に掛かる代金の算出方法を説明します。
先程言った通り人件費も塗料費も現場のスケールで大きく違います。そのスケールとは、単純に大きさだけではなく、塗る面積に比例します。
例えば150㎡あったとします。その場合150㎡×2,000円で30万となりますが、何を塗るか、何回塗るかで大きく変わるため、平米当たり2,000円で済むのか3,000円掛かるのかで大きく変わるでしょう。これは相場はあって無いと言える物なので、やはり見積もりを取る必要があります。